2018年03月21日

調査会特別検証同行記

RBRA広報部会長 葛城奈海

 特定失踪者問題調査会が平成30年3月2日(金)に実施した石川県特別検証にRBRAから乃木幹事とともに同行。乃木幹事は写真、葛城は動画での記録に協力した。
 以下、検証の概略を報告する。

@能登半島西側、志賀町西海、千ノ浦
西海では、岩がごろごろしている浜に2月13日、1月24日にそれぞれ漂着した2隻を検証。海士崎灯台そばに打ち上げられている前者は、湖の手漕ぎボートを僅かに大きくした程度(長さ5.6m、幅1.4m)で、かなり小さい平底の木造船。後者は、それよりは大きい(長さ8.15m、幅1.9m、高さ1m)平底の木造船で船尾のシャフトらしきパイプにぼろきれが詰められている。
場所を少し移動し、3隻目、千ノ浦の岩場に2月10日に漂着した船(長さ12m、幅2m)は、平底を上にして完全にひっくり返っている。船首脇に赤字で「505−64271」と記載があり、付近にもハングルの書かれた木片が散らばっている。船尾にはチャチなプラスチックのプロペラが見える。パトロールしていた区長さんが発見したときには、救命胴衣やロープが絡みついていたそう。
荒木代表が浜で拾ったオレンジ色の救命胴衣にはハングル文字で右肩に「パク」、左肩に「パクナムイル」いう名前が、背面には北朝鮮特有の数字(荒木代表の言)が書かれていた。
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A金沢市安原町
安原海岸の砂浜に1月10日漂着した木造船(長さ16m、幅・高さともに3m)は、崩壊が進み、一波ごとに船体の横腹が開いたり閉じたりしている。船内から7遺体、船外から1遺体が発見されたそう。現在も、エンジン(中国製)、燃料タンク(100L)などが確認できたが、波に洗われ目の前で崩壊が進んでいる。
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B加賀市美崎町
テトラポットの海岸に2月11日に漂着した木造船(長さ18m、幅5m)は、甲板上部の構造物はすべてなくなっているものの、甲板以下はほぼ完全な形で残存。船首右舷に「504-66272」と記載。船倉には救命胴衣などが残存していることを荒木代表と救う会石川の大口事務局長が確認。
 ご遺体はなかったそうだが、甲板以下がしっかりと残存していることから、乗員が生きたまま漂着し上陸した可能性もあるのではないかと推察した。
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C18:30〜野々市市交遊舎にて「『その後』を考える集い4  in石川」
志賀町の海岸で荒木代表が拾ったライフジャケットの持ち主であったパクさんへの黙祷から開始。参加者全員が所感を述べた後、フロアも含めてディスカッション。

現場の危機感が他地域になかなか共有されないことから、漂着船の実物を東京や大阪等で展示することへの提案、共感の声が多数寄せられた。

以上
posted by RBRA at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告
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